大学校及び設置科 近畿職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 標準課題実習、モータ制御、センサ技術、Android?プログラミング、Wi-Fi?通信
課題に取り組む推奨段階 応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

・最新のロボットに利用されている技術内容(駆動方式、走行制御、音声認識・音声合成、通信方式、等) ・プロジェクト管理手法(目標・コンセプトの設定、仕様・日程表の作成、日程管理、課題管理、費用管理、等)

製作の目的と概要

 近年、これまでの産業用ロボットから人と共存して動作する人型ロボットが生産現場以外でも紹介されています。今後、ますます人と協労できるロボットが重要になってくると考えられるため、「接客ロボット」の製作を通して、最新のロボットに必要とされる専門技術の調査・習得を目標としています。
★技能・技術習得目標:
 「接客ロボット」の製作を通して、設計開発業務としての
  ?計画通りに実行する難しさを知る      ・・・「設計の難しさ」
  ?課題を克服して実現できた時の達成感を味わう・・・「設計の醍醐味」

成果

1.計画されたステップの報告会で常にトップをキープし、プロジェクト管理の重要性を習得
2.卒業成果発表会(ポリテクビジョン)で発表部門と製作部門で最優秀賞を受賞し総合優勝を体験
3.各科に必要とされる技術とこれまで学んできた授業との関連性を知り、課題の抽出と課題解決への
  アプローチ方法、未知の技術に対する調査方法や独自にスキルアップする手法を経験
★アピールポイント:
1.親しみの持てる外観(外装にソフトボードを使用し着色して実現)
2.人とのコミュニケーション(音声認識と音声合成により客席案内や注文を音声で実現)
「接客ロボット」(H27)の画像1
図1 完成外観図
「接客ロボット」(H27)の画像2
図2 運用想定レストラン
「接客ロボット」(H27)の画像3
図3 制御ブロック図