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課題の要約
海洋ロボットの開発(AUV)(H27)
大学校及び設置科
沖縄職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
精密機器機械設計、製品材料設計、CAE実習、精密加工応用実習、CAD/CAM応用実習、電気・電子回路設計技術・プログラミング技術
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
企画開発、機械設計、機械加工、組込みシステム設計、センサ技術、ノイズ対策、通信技術、モータ技術、電子回路基板設計・製作技術、機械保全・電気保全技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
本実習テーマの課題内容は、沖縄で開催予定の海洋ロボットコペティションin 沖縄(世界初)競技に参加するため海洋ロボット(AUV)の開発を行います。海中は、水中(真水)と違い高度な技術レベルが必要となります。一滴の海水も浸入させない加工レベル、海中で使用可能なセンサ開発や自律航行させるためのプログラム開発力等の技術が必要となります。その中で、機械、電子情報、電気が連携することで初めて海中で航行できる海中ロボットを完成させることができます。この機体をもって競技大会に参加することで、自分たちの技術レベルが客観的に判断でき、これから必要とする技術を明確にすることができます。これにより、学生自らの向上心を高める課題としています。
★技能・技術習得目標:
製造現場における具体的な課題を通して、開発企画、設計企画、構想設計、詳細設計、製作、組立、評価までの一連の工程及びその活用能力(応用力、創造的能力、問題解決能力、管理的能力、プレゼンテーション能力、ドキュメント作成など)を習得することを目標としています。
成果
海洋ロボットの開発に伴い、前哨戦として8月に開催された水中ロボットコンテストに出場しました。海洋ロボットコンテストと同様に、プレゼンテーションと競技により競われました。競技では、1位でしたが、プレゼンテーションの点数が伸びず準優勝でした。この経験を活かし、海洋ロボットコンテストでは、競技だけでなく、プレゼンテーションにも力を注ぎました。結果として、AUV部門で唯一ゴールまでたどり着き、最優秀賞を受賞することができました。
★アピールポイント:
平成26年度 海洋ロボットコンテストプレ大会 AUV部門 最優秀賞
平成26年度 IT津梁まつり 展示ハード+ソフトの部 最優秀賞
平成26年度 九州ポリテクビジョン 展示部門 最優秀賞
平成27年度 水中ロボットコンテスト 準優勝
平成27年度 第1回海洋ロボットコンテスト大会 AUV部門 最優秀賞
図1 「やなわらば?号」外観
図2 スラスタ角度変更の様子
図3 ステレオカメラによる画像処理
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