大学校及び設置科 東北職業能力開発大学校　電気エネルギー制御科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 PLC制御のためのプログラミング技術、センサ利用技術、CADによる設計図作成技術、ＰＤＣＡに関する知識
課題に取り組む推奨段階 専門課程２年
課題によって養成する知識、技能・技術

自動運転のためのラダープログラムの製作、ロータリーエンコーダの製作、アルミやアクリル板を使った筐体の製作技術
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製作の目的と概要

　電気エネルギー制御科で行う制御関係の学科・実習では電気制御が大半です。工場ではPLCやマイコンといった電気制御機器が非常に多く用いられており、現場の保守・管理を行う場合には電気技術者も知っておく必要があります。
　この製作によって、設計、製作及び組立・調整技術等の総合的な実践力を身に付けるとともに、PLC制御技術、センサ技術、設計技術を習得することを目的とします。また、PDCA（Plan、Do、Check、Action）に沿った制作過程を実践することも目的とします。

★技能・技術習得目標：
　PDCA（Plan、Do、Check、Action）に沿った制作過程を実践し、センサ技術を用いたアミューズメント機器を製作して、機器の組み立て、センサの製作、ラダープログラミングについて習得します。

成果

　自動運転を行うためのロータリーエンコーダを製作して、細かな移動制御ができました。また、アミューズメント機器の筐体を透明なアクリル板で製作することによって、操作中に筐体内部を見ることができ、来場者に電気制御に興味を持ってもらうことができました。
　クレーンの移動にゴムベルトを使用することで、軽量化をすることができました。

★アピールポイント：
　ポリテックビジョンのときには、展示するだけでなく来場者に実際に操作してもらい、学生自らが説明して来場者に楽しんでもらうことができました。
PDCAによるPLCを使用したアミューズメント機器の製作(H28)の画像1
図１　内部の見える筐体
PDCAによるPLCを使用したアミューズメント機器の製作(H28)の画像2
図２　自作したロータリーエンコーダー
PDCAによるPLCを使用したアミューズメント機器の製作(H28)の画像3
図３　ゴムベルトによるクレーン移動
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