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課題の要約
にんにく加工機(根摺り専用)の製作(H28)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 附属青森職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械製図、機械要素設計、CAD/CAM実習、機械加工実習、機械工作実習、精密加工実習等
課題に取り組む推奨段階
専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
機械設計技術、CAD技術、機械加工技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
農家からの相談によるにんにく加工機(根摺り専門)の製作に取り組むことになりました。相談内容としては、青森県産にんにくの需要が高まっており、加工作業が追い付いていない状況や作業人員の高齢化や安定的人員確保が難しく作業効率が悪化しており、その中で手作業で対応している根摺り作業の改善についての要望がありました。
根摺り作業とは、にんにくの見映えを良くするために、専用カッターを用いて根の部分を削り取る作業です(図1)。現状では、直接にんにくを手で保持し、回転カッターに押し当てて根を削ります。
★技能・技術習得目標:
にんにく加工機(根摺り専用)の製作を通して、設計製図、製作及び組立・調整・検証等の総合的な実践力を身に付けるとともに、「ものづくり」に係る一連の工程について習得することで、実務に適応する技能・技術を身に付けます。
成果
問題点などを整理し、現状以上の根摺り作業の効率を求めると自動化が必要であると判断し、コストを考えると農家にとって導入が難しいと考えました。そこで作業者を高齢者と限定し、疲労による作業の低下を抑えることで効率を上げる事を目標に機器の開発・検討をおこなう方針にしました。今年度は、基本構想設計までおこないました。
★アピールポイント:
「にんにくをひとつひとつ手で保持し、根摺り作業をおこなうため非常に疲労が溜まる。」などの問題に対する疲労軽減対策を施した基本構想設計をおこないました(図2、図3)。
図1 根摺り作業
図2 構想案1
図3 構想案2
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