大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校 附属千葉職業能力開発短期大学校 成田校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 シーケンス制御・シーケンス制御実習Ⅰ・シーケンス制御実習Ⅱ・数値制御加工実習Ⅱ(MC)・数値制御加工実習Ⅲ・CAD実習Ⅰ・Ⅱ
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

主に、フライス盤、マシニングセンタ、ワイヤーカット放電加工機を使用した機械加工及び、リレーシーケンスの回路作成、PLCを使用したプログラミングおよび配線の技能・技術を養成します。

製作の目的と概要

シーケンス制御実習で学習したPLCプログラミングの知識を応用課題として使用する。1軸テーブルの位置制御を学習するための実習用機を試作し、次年度は教材として6台に増やして活用していきたいと考えています。
★技能・技術習得目標:
この課題を通し、機器の接続配線・PLCプログラミング技術、および、フライス盤、マシニングセンタ、放電加工機を使用した機械加工の技術を習得します。
この課題では部品を分担して加工し一つに組み立てるため、完成させるためには作業者が「確認・連絡・報告」をしながら作業をしなくてはいけません。また今後、同じものを複数台作成する予定であるため、加工したプログラムや図面を再利用できるように決められた場所に保存するなどみんなで決めたルールを守ることが求められます。このような取り組みを通して、「協調性」や「自分で考える力」の習得する事も目標としています。

成果

CAD及びNC工作機械のスキルが大幅に向上しました。
また総合制作実習の発表前までに、成果物を完成させることができました。
★アピールポイント:
NC工作機械での作業が多く、段取・プログラミング・加工作業をしっかり習得できます。
また、データ保管のルールや工作機を使用するスケジューリングの大切さも学べます。
お菓子を題材にしたため、成田産業まつりなどのイベントに出展する事が出来ます。
PLC制御を用いた小型自動販売機の製作(H28)の画像1
図1 1軸機構各部品
PLC制御を用いた小型自動販売機の製作(H28)の画像2
図2 完成した制御部
PLC制御を用いた小型自動販売機の製作(H28)の画像3
図3 完成した授業用実習機