大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校 附属千葉職業能力開発短期大学校 電気エネルギー制御科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 電磁気学、電気回路、電気・電子計測、機械設計、機械工作
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

本課題は「1.電磁誘導実験装置」「2.発電機の設計・製作」「3.発電機の生産」を含みます。発電機をテーマにした製品開発の全行程に必要な技能・技術を習得します。

製作の目的と概要

総合制作実習は、ものづくりすなわち原理から製品化までのプロセスの段階(PDCA)を体験させることにあります。
本課題は、電磁誘導現象を理解し、その応用製品である発電機の実験装置をテーマとしたPDCA体験課題です。
12単位でこれを実施するにあたって、次の手法で指導しました。
1.「製作」は全て学生の手によります。
2.スケジュール管理、計測データの分析、プレゼンテーション、については、指導員が、手本を見せ、同じことをトレースさせました。

成果

学生は、発電機の全てを製作したことで自信を得ました。
11月の中間発表以降は、各回の初めの打ち合わせにおいて「今日は何をすればいいですか」が「今日は、○○をします」に変化したことです。
発電機の製作(H28)の画像1
図1 製作した実験機