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課題の要約
フリースペース改修の取り組み(H28)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 附属千葉職業能力開発短期大学校 住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
基礎製図、コンピュータ基礎実習、建築設計実習Ⅰ、建築施工実習Ⅰ、建築構法 ほか
課題に取り組む推奨段階
専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
木造設計(詳細)、木造住宅積算、墨付・加工、下地施工(床、壁)、仕上施工(床、壁)
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
既存の建物内部において木質材料を主体としたリフォームを行うことによって、改修計画、立案および設計技術、着工から竣工までの一連の作業の流れを把握し、製作に必要な作業項目を洗い出してスケジュール編成を検討する工程管理技術、構造および内部造作に係る部材の墨付・加工技能について、住居環境科で学んだ技術・技能および関連知識の再確認を行う課題として総合制作実習のテーマとしました。
★技能・技術習得目標:
課題を通して、工程計画、木造住宅詳細設計、木造住宅積算、墨付・加工、内部造作等の技能・技術についての確認を目的としています。
成果
一連の課題に取り組むことによって、
①各教科目単独では垣間見ることのできなかった様々な作業工程が密接に関係している事について認識させること。
②設計図書に基づいて施工を行い不具合が発生した場合、臨機応変に解決策を提示できる応用力を養うことが重要であることに気付かせること。
③各担当学生間の情報共有およびコミュニケーションが重要であることに気付かせること。
④関連教科で取り組むことができなかった内部造作について施工技術を身につけること。
以上、主に4つの点について成果を得ることができたと考えます。
また、それに付随して住居環境科学生の談話スペースとしての活用およびオープンキャンパス等のイベントで活用することなど、様々な場面で活用できることが見込まれます。
★アピールポイント:
軸組から内装仕上げまでの一連の作業について一通り経験させることによって、それぞれの作業の関連性を把握し、改修工事という現場の状況に合わせた対応が求められる課題に取り組んだことで、応用力を身につけてもらうことができたと考えます。また、成果物を談話スペースとして、また、イベントにおける住居環境科の成果物として展示するなど、様々な場面で活用されることが期待できます。
図1 完成イメージパース1
図1 完成イメージパース2
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