大学校及び設置科 中国職業能力開発大学校 附属島根職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 情報通信工学、情報通信工学実習、ソフトウェア制作実習Ⅰ、ソフトウェア制作実習Ⅱ Windows®におけるDLLに関する知識、C++、DB
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

各種プログラム言語、データベース操作技術、ネットワーク構成技術

製作の目的と概要

 学生寮に設置されている寮生が在寮・不在の確認は、札の上げ下げにより行われている。札の上げ忘れ、下げ忘れがあり他の寮生が在寮なのか不在なのか分からないことがある。そのため、毎週寮内で実施されている清掃時に指定場所にいない寮生が不在なのか分からないことがある。それを改善するために、表示をデジタル化し、寮生の忘れをできるだけなくすことが目的である。

★技能・技術習得目標:
 Suica®などで利用されているFeliCa®カードを操作する技術を習得する。そのためにC++言語、VisualC#®言語の理解を深める。併せて、データベースにより情報管理する能力を身に付けることが目標である。

成果

★アピールポイント:
 寮生に対して、現在の状況を一目で確認できるようになった。寮の舎監さんも現在の状況が把握しやすくなった。併せて、寮の舎監さんのところには、時折、寮生宛ての郵便物、小包などが届く。それを画面に表示させることで、寮生は確認しなければならないという気持ちを作らせることができている。画面内に、インターネット上から天気予報の状況など表示させ、寮生が確認を行いやすい状況を作った。



寮生の在寮・不在 把握システムの制作(H28)の画像1
図1 実行環境
寮生の在寮・不在 把握システムの制作(H28)の画像2
図2 寮生側のタッチパネル画面