大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 附属川内職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 メカニズム、機械要素設計、CAD実習、CAD/CAM実習、機械加工実習、数値制御加工実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

機械設計技術、機構解析技術、機械加工技術、測定技術、組立・調整技術

製作の目的と概要

現在主流となりつつある設計ツールの三次元CADを駆使し、動きのある製品のトップダウン設計を行います。
設計段階で部品等のレイアウト、動作を十分に考え、仕様を満たす三次元モデルを作成します。
また、設計した三次元モデル(モデルデータ)を利用した部品製作及び組立調整を行い、動作確認を行います。

★技能・技術習得目標:
機械設計から部品製作、組立・調整、性能評価というモノづくりの一連の流れを経験することを目的としました。

成果

各個人で中間発表時(10月初旬)までに単気筒型エンジンを一人一台製作し、性能試験を行いました。
そのデータをもとに、三人共同で多気筒型エンジンの設計・製作に取り組みました。

★アピールポイント:
一人一台、設計製作を経験し完成させたのち、役割分担し共同で本格的なモデルの設計・製作を行うことができました。
安全性も考慮し、展示用のケースを製作しポリテックビジョンにて展示をしました。
年齢を問わず、多くの来場者の方に見ていただくことが出来ました。
オシレーティングエンジンの設計・製作(H28)の画像1
図1 単気筒型オシレーティングエンジン
オシレーティングエンジンの設計・製作(H28)の画像2
図2 多気筒型(V型6気筒)オシレーティングエンジン
オシレーティングエンジンの設計・製作(H28)の画像3
図3 ポリテックビジョンでの展示