大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校 ホテルビジネス科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 食品・衛生論、観光・文化論、観光ビジネス論、商品企画実習、調理基本実習、セールスプロモーション論
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

調査分析能力、商品企画・開発力、食品加工技術、スケジュール管理、    プレゼンテーション技法

製作の目的と概要

厚生労働省による平成22年国民健康・栄養調査で沖縄県が全国で男女ともに肥満率1位という結果が発表されました。そこで沖縄の食材を使った低カロリースイーツの製作を試みる事にしました。材料の選定は比較的県外の人からも認知度の高い食材を使う事により、興味もってらい、手軽に作れる物を考慮し、そこで、沖縄料理で親しまれている「くるま麩」を使い、目新しい「現代麩スイーツ」を製作することになりました。               

★技能・技術習得目標:
低カロリーで豊富な栄養源を含んでる麩の特徴を活かして、カロリーを減らしダイエット効果のある食品と幼児、病人、高齢者向けに栄養補助食品的なデザートを作る事を目標とします。
また若い世代に興味を持ってもらえる食感、味、及び見た目についても工夫を施し、商品開発企画を表現する効果的なプレゼン手法を習得します。

成果

麩の特徴をつかむためにいくつかの調理を行った結果、「焼く、蒸す」の二つ調理法が最適であるとの結論に達しました。試作品として「麩レンチトースト」と「お麩マカロン」を作成しました。それぞれ、麩を用いてフレンチトーストとマカロンを実現したものです。

★アピールポイント:
「お麩マカロン」はサクサク感のあるマカロンにするために、アーモンドプードルとお麩の量の割合を研究しましました。特に、3:2で作ったマカロンは形も良く、お麩の風味もあるオキナワンスイーツになりました。
現代麩スイーツ(H28)の画像1
 図1 麩レンチトースト
現代麩スイーツ(H28)の画像2
 図2 お麩マカロン
現代麩スイーツ(H28)の画像3
 図3 完成イメージ