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課題の要約
水中清掃ロボットの開発(H28)
大学校及び設置科
沖縄職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
精密機器機械設計、製品材料設計、CAE実習、精密加工応用実習、CAD/CAM応用実習、電気・電子回路設計技術・プログラミング技術
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
企画開発、機械設計、機械加工、組込みシステム設計、センサ技術、ノイズ対策、通信技術、モータ技術、電子回路基板設計・製作技術、機械保全・電気保全技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
県内の各自治体には飲料水用の配水池タンクが設置されており、タンク内の底部の堆積物を除去するために定期的に清掃作業が行われています。
配水池内の清掃作業では、堆積物の除去だけでなく、配水池内部の流入管や壁面等の劣化状況についても点検調査しています。
以前の清掃・点検についてはタンクの水を全て抜き、人がタンク内に入って作業を行っていましたが、現在はロボットを使用することで、コスト的にも時間においても配水池維持管理を効率的に行うことができます。
★技能・技術習得目標:
本課題は企業から依頼された具体的な課題を通して、開発企画、設計企画、構想設計、詳細設計、製作、組立、評価までの一連の工程及びその活用能力(応用力、創造的能力、問題解決能力、管理的能力、プレゼンテーション能力、ドキュメント作成など)を習得することを目標としています。
成果
企業から依頼された多くの仕様をクリアし完成までこぎつけました。特に、タンク入口の大きさに合わせた耐水30m仕様が難題でしたが実験と検証を繰り返すことでクリアできました。
また、アプリケーションにおいては操作性の向上を図るためにカスタマイズが容易にできる仕組みや機能を取り入れました。
★アピールポイント:
学生の課題としては製品に劣らない以下の仕様(一部抜粋)を満たすロボットです。地域のイベントに出展した時にはエビの養殖場の清掃にも使えそうだと話がありました。
大きさ: Φ600の投入口から投入可能
質量: 20kg以下
防水: 水深30m以下
清掃能力: 122㎡/h以上
カメラ稼動角度: 上100°以上、下55°以上(上下はマシンに対し水平時とする)40倍ズーム機能、mp4録画対応
照明: LEDDC12V 700ルーメンス×2個
操作方式: リモートコントローラおよびタッチパネル操作
図1 ロボット外観
図2 操作パッド
図3 ステレオカメラによる 画像処理
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