大学校及び設置科 北陸職業能力開発大学校 附属石川職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 未入力
課題に取り組む推奨段階 専門課程
課題によって養成する知識、技能・技術

未入力

製作の目的と概要

 ロボット開発、システム開発の技術の向上を目的として、2019年8月にWRO® Japan 2019 Advanced Robotics Challengeのエキスパートクラス(上級クラス)に出場しました。この競技では、自律型ロボットを用いた競技が行われ、私達のチームはコントローラにmyRIO®、機体の組立てにはTETRIX®、ソフトウェアはLabVIEW®を用いて開発を行いました。競技会後には競技会で得た経験を基に改良を繰り返しました。

成果

 競技会(日本大会)までは、カメラでQRコード®を読込み、現在位置とキューブの位置情報を取得し、一番近いブロックを1個取って戻るロボットを作成しました。競技会では残念ながらボックスに衝突してしまい、得点することができなかったです。競技会後の改良ロボットは、日本大会のルールに加え、世界大会のルールにも対応し、3個全てのキューブを運び、スタート地点に戻るロボットを作成しました。また、競技会で失敗したボックスへの衝突もカメラで画像解析を行い、回避するようにしました。
WRO Japan 2019 自律型走行ロボットの開発(R2)の画像1
図1 競技コース(日本大会)
WRO Japan 2019 自律型走行ロボットの開発(R2)の画像2
図2 完成ロボット
WRO Japan 2019 自律型走行ロボットの開発(R2)の画像3
図3 カメラの画像と認識処理