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課題の要約
圃場水位計測・給排水助剤等散布システム(R2)
大学校及び設置科
近畿職業能力開発大学校 附属京都職業能力開発短期大学校 情報通信サービス科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
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課題に取り組む推奨段階
専門課程
課題によって養成する知識、技能・技術
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製作の目的と概要
●この課題は、当機構の共同研究課題であり、学生に対して実践教育を行う上で、申し分のない課題です。それは、仮想システムに始終する訓練でなく実用製品を開発することで、まさに実践力を修得できるからです。
●スマート農業を志す場合、これまでは多額の費用と工事などを要しました。これらの改善のために、可能な限り低価かつ手軽に導入できるシステムの開発と提供は必須であるため、取り組みました。
●開発を希望する企業に対するソリューションとして取り組みました。
●圃場環境に対応するため、省電力と適切なスペックを検討し開発しました。
●S/W、H/WとのI/O制御からネットワーク通信、Web技術を網羅した、実製品制作課題です。
●顧客とのコミュニケーションから始め、相談・企画、相談・設計、制作、試験・改善のワークフローを実践させ、実社会での対応力を養うための課題としました。
成果
スマート農業を検討している企業様との共同研究の成果品です。スマートフォン/タブレット/パーソナルコンピュータから水位を監視し、給排水を行えるシステムです。加えて、顧客からの要望により、農薬・助剤などの供給装置を付加できるシステムとなっています。
システム全体を統括するサーバーは、RaspberyPI?や、スティックPCなどの省エネルギー、低価格、かつ小型の装置を利用できます。
Web経由で送られる指示を無線マイコンである TWELITE? DIP に送り動作させます。この無線マイコンの信号到達距離は 1~2km あるので、圃場環境下での有効なシステム構築をサポートしてくれます。
なお本システムの要は、給排水システムです。これまでのシステムは、給排水バルブの設置のために、大規模な工事を必要とするものが多かったため、本システムでは、低価格設置を一義として、風船を用いたバルブシステムを企画しました。これにより、現状の給排水パイプを利用できるシステムが構築でき、低価格で設置が簡単な装置を提案できています。またシステム構成は、圃場での汎用の電力利用が難しいため、省電力運用(太陽光/流水/風力発電など)を考慮した企画と設計を行っています。
図1 モデルシステム
図2 システム概要
図3 水位計測モジュール
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