雇いホゾ込み栓接合の実験的研究(H18)
大学校及び設置科 |
東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 |
木質構造施工管理課題実習、施工実験、応用構造力学 |
課題に取り組む推奨段階 |
質構造施工管理技術習得後 |
課題によって養成する知識、技能・技術 |
木質構造、柱脚接合部、雇いほぞ、込み栓 |
製作の目的と概要
本年度参加した「木造耐力壁ジャパンカップ」(以下ジャパンカップと略)では、引張側柱脚の強度が十分ではなく、土台が割れてしまい、予選敗退となりました。
本研究では、柱脚部の引き抜き耐力の向上のため、上位チームの多くが採用した「雇いホゾ」の性能を明らかにするための実験を行ないました。
実験においては、雇い材の寸法・形状及び込み栓の本数について条件を変え、耐力壁の層間変形量が400(mm)まで追従できる性能を有するか検討を行ないました。