大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校 附属千葉職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 安全衛生、電気・電子
課題に取り組む推奨段階 ディジタル回路、マイコン制御、マイコン制御実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、主にPICマイコンによるプログラミング技術の実践力を身に付ける

製作の目的と概要

 本課題では、ソーラーカー耐久レースにおいての問題点を解消するため、PICマイコンを使って、機能や操作性に優れたストップウォッチを製作します。そのために、PICについての勉強、回路図、基板の作成方法についての知識を習得します。また、マイコン技術の向上のために、次のような電子回路の設計・製作を通じて、専門的知識および技能・技術のステップアップを図ることを目的とします。
  ? ユニバーサル基板を使った点灯回路の作成
  ? プリント基板を使い入出力回路、液晶表示回路の作成
  ? 入出力と液晶表表示回路を組み合わせストップウォッチの作成

成果

 本課題の製作を通じて、当初の仕様を満たすソーラーカー用のストップウォッチを製作することができました。
ソーラーカーストップウォッチの製作(H18)の画像1
<写真1 ソーラーカー用ストップウォッチ>
ソーラーカーストップウォッチの製作(H18)の画像2
<写真2 ソーラーカーに搭載したストップウォッチ>