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課題の要約
パニックハウスの設計・製作(H19)
大学校及び設置科
中国職業能力開発大学校 附属福山職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
安全衛生、機械加工、測定、材料、力学、設計・製図、CAD、溶接、NC加工、シーケンス制御
課題に取り組む推奨段階
機械製図、力学、機械加工実習及びCAD実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、主にメカニズム設計及び機械加工技術の実践力を身に付ける。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
本課題では、「パニックハウス」という遊具を設計・製作することにしました。
パニックハウスは、人が入れる箱状のケースを作り、その中に椅子を入れて座れるようにし、ケースを回転させることで、中に座っている人が動かなくても、自分が回っているような錯覚を起こします。さらに椅子も揺らすことで体感したことがない錯覚の空間を体験できる遊具をテーマとしました。
本遊具は、以下の点を目標としました。
・大人4人が乗っても強度が十分であること
・ケース部や椅子部の動作が安全であること
・移動や設置が容易に行えること
・乗り降りが容易にできること
・自動制御で動くこと
・動作のパターンを変えられること
成果
今回製作したパニックハウスを図2に示します。組立後の全体の寸法は、幅1750mm×奥行1400mm×高さ2400mmです。
本遊具の設計にあたり、材料力学による強度計算、3D次元CADによる設計や重量計算、材料の加工・溶接、制御盤の製作など、一連の作業をグループで行いました。
設計後、製作する過程において出でくる問題点などを検討し、改善する事を繰り返すことで、物づくり過程を総合的に理解・習得することができました。
完成後、多くの人に試乗してもらい高い評価をいただいたことで、この総合制作に取組んだ学生達は、充実感や楽しさを体験することができました。
図1 全体構成
図2 装置全体図
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