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課題の要約
油圧シリンダ追従実験装置の製作(H19)
大学校及び設置科
四国職業能力開発大学校 附属高知職業能力開発短期大学校 電子技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
制御盤配線、PLC制御、安全衛生
課題に取り組む推奨段階
自動制御実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、主に制御盤配線技術、PLC制御技術の実践力を身につける
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
本課題では、油圧シリンダとサーボアンプの相性を確認し、追従性がどの程度あるかを検証できる装置の製作を行いました。PLC制御、タッチパネルの知識を身につけ就職時に活かせるテーマを選定しました。
PLCとサーボアンプを接続し、サーボアンプから±10Vの指令により油圧バルブの開度を比例制御します。また、油圧シリンダの位置により±10Vのフィードバック信号をサーボアンプに接続することによりフィードバック制御を行います。
成果
今回製作した装置を図1、図2に示します。油圧ポンプの3相モータの回路とPLC、サーボアンプ等を配置して制御盤を製作しました。また指令電圧はタッチパネルから入力を行い、最終的には図3のようにオシロスコープで指令電圧とフィードバック電圧を取り込み、追従性の確認ができるようになりました。
また、指令電圧に正弦波や三角波等の各種波形を入力した時の追従検証を行う事ができました。その時にサーボアンプのパラメータを変更してより適したパラメータ値を求めました。また、何種類かのサーボアンプでの実験を行うことにより、どのサーボアンプとの相性が良いか、コストパフォーマンス的にどのサーボアンプの組み合わせが良いかを検証できると思われます。
図1 油圧シリンダ外観
図2 制御盤外観
図3 オシロスコープ確認画面
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