地球温暖化が叫ばれている近年、自然エネルギーや環境に優しいエネルギーの開発が盛んに行われています。ここでは太陽電池のエネルギーを効率よく回収するためのMPPT(Maximum Power Point Tracer)用DC/DCコンバータを設計製作し、その特性を測定することで今後の問題点を抽出することを目的にしています。
ただし、ターゲットの太陽電池が確定していないため、入力電圧は17〜75Vと広範囲の仕様としています。このため、スイッチング素子の配置に工夫をして、太陽電池のGNDと出力の蓄電池のGNDが共通でない構造としました。このことでスイッチング素子を容易にドライブできます。