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課題の要約
人間乗車スターリングエンジンカーの設計・製作(H18)
大学校及び設置科
近畿職業能力開発大学校 附属滋賀職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
安全衛生、機械加工、測定、材料、力学、設計・製図
課題に取り組む推奨段階
機械設計製図および機械加工実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、主にメカニズム設計および機械加工技術の実践力を身に付ける
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
スターリングエンジンは環境にやさしい次世代熱機関としてその可能性が期待されています。また、毎年全国からさまざまなスターリングエンジンが集まりその性能を競うスターリングテクノラリーが開催されています。
今回、このようなエンジンに注目し、設計・製作・評価という“ものづくり”の一連の流れを理解し専門技術の向上を図ることを目的として、人間乗車タイプのスターリングエンジンカーの製作に取組みました。
ここでは、このエンジンカーの設計・製作及び大会参加結果について報告します。
成果
今回設計・製作したスターリングエンジンの形式はβ型で、パワーピストン径φ130、ストローク40mm、デイスプレーサ径φ128.5、ストローク50mmで設計出力は50W(300min-1)です。
人間乗車タイプのスターリングエンジンカーは、このエンジンを2機搭載し加熱はガスバーナーで行ないました。
スターリングテクノラリーでの競技結果は、人間乗車クラス参加数13台中3位(銅賞)に入賞しました。
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