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課題の要約
錯視効果のあるインテリア空間の建設 ―エイムズの部屋―(H20)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 附属秋田職業能力開発短期大学校 住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
建築計画?、インテリア計画、建築構法、建築施工実習?、建築施工実習?(内装施工)、安全衛生工学
課題に取り組む推奨段階
建築施工実習?終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、錯視効果を理解し、枠組壁工法の施工技術と内装施工技術の向上が図れます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
錯視とは対象物に対して視覚的に誤った認識をすることです。インテリア空間においても錯視が生じる場面が多く、本来の形に見えるように補正する必要があります。一方、錯視効果を有効に活用すると、空間イメージに変化を持たせることも可能となります。錯視効果はこれまで様々なものが検証されてきましたが、1951年にアメリカのオプトメタリストA.Ames jr.が考案した「エイムズの部屋」が有名です。
エイムズの部屋は、遠近法を活用した錯視空間であり、室内に配置した対象物の大きさが左右で異なって見えます。しかし、教科書などでは模型やイラストによる解説が多いため、今回は実際の建築物としてエイズムの部屋を建設することを試みました。
成果
建設したエイムズの部屋の平面図を図1に示します。間仕切り壁を斜めに配置することで、錯視空間を構成しています。また、床と天井には勾配がついています。部屋の躯体は枠組壁工法を用いて建設し、内装も含め、学生自らが、すべての施工をおこないました。
写真1に完成した建物の外観を示します。
写真2に覗き窓から部屋内部を覗いたときの様子を示します。部屋の左右に立つ人の大きさが違って見え、錯視効果が確認できます。
図1 エイムズの部屋 平面図
写真1 エイムズの部屋 外観
写真2 エイムズの部屋 錯視効果
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