大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 データ構造・アルゴリズム実習、ソフトウェア制作実習?、Webアプリケーション構築実習
課題に取り組む推奨段階 データ構造・アルゴリズム実習、ソフトウェア制作実習?修了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、プログラム分析・設計・実装技術、ネットワーク技術、Webアプリケーション構築能力を身に付けます。

製作の目的と概要

Windows Vista(R)で採用された、デスクトップサイドバーは、簡単なアプリケーションであるが、広告や情報発信などいろいろな分野で応用できると注目されている環境です。
本課題では、このガジェットの開発を行いました。JavaScriptやAjax、ニュース配信を行うRSSなどの技術を用いて、ニュース項目掲示など複数種類を作成しました。
この課題によって、スクリプトの実装や実行など、開発の手順習得を目指しました。ガジェットは、Web関連の知識および技術を応用したもので、Webアプリケーション技術習得には今後欠かせないものと思われます。

成果

図a)に示したのは、ニュース項目掲示ガジェットの外観です。項目を選択すると、ニュース配信サーバからRSSフィーダを受けとって、図b)のようにRSSリーダーを使ってガッジェット上に表示します。
このようにガジェットは、サイドバー上に常駐させていつでも起動できる状態にあるアプリケーションです。
ニュース項目掲示の他に、時計・カレンダーなどのユーティリティー、検索エンジンを備えたWeb検索支援、ちょっとした情報を掲示する情報発信、ゲームや占いなどのアミューズメント、地図検索、メモ帳・計算機などJavaScriptプログラミングによるWebアプリケーションが開発できます。
この課題によって、上記のようにいろいろな種類のガジェットが開発可能で、これにより実践的なアルゴリズムの習得やWebアプリケーション構築技術が習得できました。
デスクトップサイドバー上でのガジェット作成(H20)の画像1