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課題の要約
鋼管トラス構造を採用した原動機付自転車の製作(H20)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械加工、溶接、機械設計、材料力学、CAD、安全衛生
課題に取り組む推奨段階
機械加工実習、塑性接合実習、CAD実習?終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、機械設計技術、溶接技術、3Dモデリング技術を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
自動二輪車にとって走行時のスポーツ性は大きな魅力のひとつです。近年、世界最高峰のレースでは鋼管のトラス構造フレームを採用したオートバイが好成績を残していますが、構造が複雑なことから量産が難しく、50ccクラスでの市販車はほとんどありません。しかし同クラスにおいてもサーキット走行を目標とした場合軽量・高剛性であることは強く求められる性能のひとつです。そこで、本実習ではトラス構造フレームを用いた原動機付自転車の製作をテーマとしました。
成果
市販車両のフレームモデルと今回作成したトラス構造フレームモデルを解析ソフトによって比較したところ、市販車の安全率に対して3方向すべてにおいて上まわっていました。フレーム単体での質量が共に12?であったことから作成したトラス構造フレームは、より高強度であることが確認できました。市販車は実際の走行データや過去の経験・知識を蓄積して製作されていることから、安全率1.2〜4.0という値は慎重な検討が必要かもしれませんが、同じ解析条件で得た結果だけを比較すれば設計したトラス構造フレームが高い強度を得られていると判断でき、パイプやプレートの厚みを薄くすることで更なる軽量化が期待できます。
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