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課題の要約
車輪型ロボットの製作(H20)
大学校及び設置科
中国職業能力開発大学校 制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械加工実習、機械工作実習、CAD実習、電子工学実習、メカトロニクス実習、マイコン制御実習
課題に取り組む推奨段階
メカトロニクス実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、機械加工技術、電子回路製作技術、C言語によるプログラミング技術などの実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
制御技術科では機械加工や電子工学、メカトロニクス工学、マイコン制御などの教科を通じて、メカトロニクス技術の習得を教育訓練の目的の一つにおいています。そこで、これらの教科の集大成として、写真1に示す車輪型ロボットの製作に取り組みました。アルミ材を使用した旋盤による車輪の製作やH8マイコンマザーボード及びモータードライバー等の電子基板の製作、ステッピングモーターの制御プログラムを製作しました。
成果
成果としては、写真2に示す車輪や写真1に示すロボット本体のフレーム製作では、旋盤やレーザー加工機、手動曲げ機を使用して加工・組立作業を行ったことから加工精度や組立精度の重要性を理解することができました。写真3に示すH8マイコンマザーボード及びモータードライバーの電子基板製作では回路図からパターン図の作成や基板の動作チェック等を通してデバイスのデーターシートの読み方、回路図の読み方等の理解が深まりました。ステッピングモーターの制御プログラム製作では、定速動作、加減速動作、旋回動作を考える上でH8マイコンの基本動作やプログラミング技術、割り込み、タイマー機能を習得することができました。
写真1 製作した車輪型ロボット
写真2 製作した車輪
写真3 製作した基板
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