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課題の要約
安全・安心な街づくりの提案(H20)
大学校及び設置科
東海職業能力開発大学校 附属浜松職業能力開発短期大学校 電子技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
電子回路技術、センサー技術、住宅間取りの知識、加工技能など
課題に取り組む推奨段階
専門課程1年終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、アナログ・ディジタル回路技術、センサー技術、ハンダ付け、レーザー加工技術などの実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
現代社会は、高齢者や児童などの年齢層にとっては周囲に危険が多く存在しており、この年齢層を狙った犯罪も増加しています。お年寄りが安心して暮らせる街、子供を安全に育てられる環境づくりに役立つシステムについてどのようなものが有効かを考え、次のような条件を前提にシステムを考案しました。
1.低コストである。
2.美観を損なわない。
3.誰にもわかりやすいシステムであること。
以上を考慮して安全な日常生活が送れるシステムの一例を製作しました。
お年寄りの住まいや協力して頂ける家庭の屋外に面した場所に写真1のような3色LED表示器と2種の警報音を発するスピーカを設置します。この表示器の光の色と音にはそれぞれ意味があり、音は外部の人にどこで異常が発生したかを、光の赤色は表示器を設置した屋内において異常発生、青色は屋外において、緑色は異常無しという状況を知らせる役割をもっています。これにより素早い対応が可能になります。
成果
今回製作したシステムは写真2のようなジオラマとして製作しました。実際の動作を見て、触れて確認ができ、説明が容易であることにメリットがあります。国内では少子化と高齢化が問題になっていますが、一般家庭においてセキュリティーシステムを導入し、子供に携帯電話を持たせるなどの安全対策はコストの面と迅速な対応に問題があります。これらの問題に対応できる具体的な問題の解決策を検討し製作に取り組みました。
状況を屋内と屋外に分け、屋外では児童の登下校時や大人が同伴しない時を想定し、非常時に、周りの人に知らせる事とその状況を把握するためのシステムを製作しました。
屋内では、老夫婦や一人暮らしのお年寄りが安心して暮らせるのにはどのようなシステムを導入することが良いかを検討し、製作しました。費用やメンテナンスも極力容易なものになるよう努め、操作性もやさしいものになったと考えています。
写真1 屋外に設置した3色LED表示器
写真2 製作したジオラマ
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