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課題の要約
マイクロコントローラーを用いたゲーム機の製作(H20)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 電子技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
安全衛生、デジタル電子回路、コンピューター工学、電子CAD
課題に取り組む推奨段階
電子CAD実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、主にマイクロコントローラーを組込んだ携帯型製品製作の実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
携帯電話のように、マイクロコンピューターを利用した小型軽量の電子機器が身近になっています。また、ユーザーは通話だけでなく各種のアプリケーションにより多様な利用形態を楽しんでいます。
総合制作実習では、身近で楽しめるコンピューター制御による電子機器の製作を目的とし、授業で学んだソフトウェアとハードウェアの技術を融合できる製作課題を設定しました。具体的には、マイクロコントローラーのC言語プログラミング技術とプリント基板の製作技術等を用い、手軽に遊べるゲーム機を製作しました。
成果
コンピューター工学、デジタル電子回路で学んだPIC(R)を用いた電子回路設計法と電子CAD実習で学んだプリント配線板の設計製作法を活用して、小型のゲーム機を製作できました。
入力のエンコーダーは汎用のデジタルICを用いました。また、プリント配線板は両面基板として、基板加工機を用いて製作しました。
入出力機器として、スイッチとLEDが一体となっている素子を用いてスイッチ自体が発光するようにしました。回路完成後は、製品化を意識してシャーシに納めて、デザインもすっきりとしたものとなるよう工夫しました。
専門課程で学ぶ技術を融合して、マイクロコントローラーを組込んだ電子機器の製作課題を完成することができました。
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