大学校及び設置科 北陸職業能力開発大学校 情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 データベース技術、プログラミング技法、アルゴリズム基礎
課題に取り組む推奨段階 生産データベース、工場内ネットワーク?、ソフトウェア制作実習?終了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、既存システムの資源を利用し新システムへの移行を行うと共に機能改善や機能追加を行う実践的なプログラミング技術を身に付けることを目的としています。

製作の目的と概要

本課題では、平成19年度に製作した「データベースに連動したフリーレイアウト印刷システム」を改良し、ユーザインタフェースの改善と機能追加を行った印刷システムの開発に取り組みました。本システムは、名刺・はがきの作成機能に特化したテンプレート機能やフリーハンド機能、スタンプ機能などの新機能を追加し目的に合わせて作業を行いやすい操作性を備えた印刷システムとなっています。

成果

開発した印刷システムは、図1のレイアウト作成メニュー画面からはがき・名刺などの印刷レイアウトを作成することができます。例として図2にはがき作成画面を示します。はがきの表面・裏面の作成を文字・画像などの配置やスタンプ機能・テンプレート機能を利用したレイアウト作成を行うことができます。住所などのデータはシステム内に構築されたデータベースから呼び出すことが可能となっています。データベース編集機能も備えており差出人と宛先などのデータの入力・編集・削除を行うことができる住所録管理機能があり名刺作成に利用することもできます。作成したレイアウトは図3に示す印刷メニュー画面から印刷できます。
平成21年度版フリーレイアウト印刷システムの開発(H21)の画像1
図1 レイアウト作成メニュー画面
平成21年度版フリーレイアウト印刷システムの開発(H21)の画像2
図2 はがき作成画面
平成21年度版フリーレイアウト印刷システムの開発(H21)の画像3
図3 印刷メニュー画面