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課題の要約
投入堂の模型作成(H21)
大学校及び設置科
四国職業能力開発大学校 住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
建築史、建築工法、建築施工実習、建築製図
課題に取り組む推奨段階
建築施工実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通し、平安時代の建築様式に関する知識、木材加工技術の実践力、図面作成の実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
投入堂は鳥取県三徳山の山奥にある断崖絶壁に建てられています。一見すると、とても建物が建築できるような場所ではないため、完成した建物を法力で投げ入れたと言われています。現実には、人間の手であの場所に建てられたはずですが、その建築方法はいまだ解明されていません。
その神秘的な投入堂の模型を作成することで、学生に平安時代の建築様式や工法に触れてもらいたい、ということで今回の課題を設定しました。
また、投入堂の模型は数点存在するものの、どれも現在の姿を模したものであり、建築当時を再現した模型はありません。そこで、今回は建築当時の色彩と構造を文献により再現することにより、多くの人に創建時の投入堂を知ってもらいたいと考えました。
成果
投入堂の構造を調べ、それを基に模型を作ることで、懸造や流造の構造も学生に理解させることが出来ました。
また、懸造では通常なら貫と筋違いを使い軸組の強度を高めているが、投入堂では筋違いしかなく、建築当時では筋違いすらなかったとされています。そのような木造建築物が現在まで残っているという、木造建築物の可能性を学生に知ってもらうことが出来ました。
今回、投入堂の模型を作成したことにより、平安時代の建築様式やその工法に学生を触れさせることができ、学生の今後の職業生活において大きな財産になったのではないかと思います。
現在の投入堂全景
完成模型
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