大学校及び設置科 近畿職業能力開発大学校 附属滋賀職業能力開発短期大学校 生産技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械加工、機械製図、数値制御、工業材料、工業力学、安全衛生工学、シーケンス制御
課題に取り組む推奨段階 機械加工実習、数値制御実習?の修了後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、機械加工、機械設計との関係を理解するとともに加工する側に立っての図面作成方法を習得します。

製作の目的と概要

横型フライス盤の製作を通して一連のものづくりの流れを実際に体験し、ものづくり技術の総合的な向上を図っていくことを目的とし、モデルとして既存の設備メーカーの横型フライス盤を参考に1/5スケールで製作することにしました。

成果

今回の横型フライス盤の製作にあたり、既存の横型フライス盤の図面を参考にしましたが、縮小した形での設計のため、各部品を詰め込む形になりました。
サイズは500×500×500mmの予定で進めていましたが、強度、剛性を優先すると、使う材質がFC材となり総重量120kg程度となりました。
そのため負荷の掛からないところには、軽量のアルミ材を採用しました。
部品が完成してくると組立に入りますが、その時に新たな不具合が見つかり手直し修正に時間をとられました。
最終完成までには至りませんでしたが、主軸の起動と回転数制御ボックスの取り付けまでは完成しました。送り機構が未完の状態なので、次年度に完成させる予定です。
横型フライス盤の製作(H21)の画像1
3DCADによる設計
横型フライス盤の製作(H21)の画像2
ほぼ完成の卓上横フライス盤