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課題の要約
窓ガラスコーティング装置の製作(H21)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 附属千葉職業能力開発短期大学校 制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
メカニズム、機械製図、CAD、機械加工、シーケン制御、安全衛生
課題に取り組む推奨段階
機械設計製図、CAD実習、機械加工実習、シーケンス制御実習修了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、装置の設計・製作に関する実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
窓ガラスに赤外線や紫外線をカットする特殊な塗料を塗布(コーティング)することによって、床や家具などの劣化防止や健康被害対策、夏場の冷房光熱費削減など様々な効果を発揮し、省エネルギーやCO2削減に貢献することが出来ます。
あるコーティング施工業者の方から、ガラスコーティングは手作業のため、大きい窓や特殊な窓などは足場などを組み、複数の人間で作業を行わなければならず、作業効率が悪いという話を聞く機会がありました。そこで、この話をもとに「手作業でおこなうコーティング作業の自動化」を目標に装置の製作に取り組みました。
成果
課題の目標として「いろいろな窓に対応でき、持ち運びが容易なこと」を掲げ、窓ガラスコーティング作業ができる装置の製作を行いました。
最初に、コーティング作業の自動化を検討するため、コーティング作業風景を参考に400mm×620mmのガラス面にコーティングすることができる装置の試作(写真1)を行いました。
次に、試作した装置をもとに、いろいろな窓に対応可能な装置を検討するための試作(写真2)を行いました。製作にあたってはトライ&エラーの繰り返しで、最終目標である装置を完成させることは出来ませんでしたが、いくつかの窓に対応できるコーティング装置を製作することが出来ました。
写真1 製作した試作機1
写真2 製作した試作機2
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