近年、自然エネルギーや環境にやさしいエネルギーの開発が行われています。そのようなエネルギーを効率よく収集するための機器がMPPT(Maximum Power Point Tracker)です。この機器のベースとなる電力変換機器がコンバータであり、それはMPPTコントローラにエネルギーの情報を与え、それによるMPPTコントローラからの信号に基づいて電力変換する入力制御型コンバータです。
このようなコンバータには、昇圧型コンバータと降圧型コンバータがあり、システムの構成と目的により選択します。ここでは、公称48Vの蓄電池を使用するという前提で、昇圧型コンバータの設計と製作を行い、問題点を抽出し今後の設計製作に活用することを目的としています。