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課題の要約
液体窒素温度で作動する電子回路(H18)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 電子技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
アナログ回路技術、EMC技術
課題に取り組む推奨段階
液体窒素の取扱い方法、EMC技術、ガンマ線検出技術、アナログ回路設計技術などの基礎を習得した段階
課題によって養成する知識、技能・技術
オーディオアンプ、EMC、前置増幅器
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
ガンマ線検出器用の前置増幅器を試作します。この電子回路は、ノイズ対策として液体窒素温度(約−200℃)で作動させる点に特徴があります。この試作に加え「液体窒素温度で電子回路を作動させるための技術」というテーマで学園祭に展示します。展示向きに、液体窒素温度で作動するオーディオ・アンプを製作し、一般来客者でも回路動作が音で理解できるようにデモンストレーションする機器を製作します。
成果
オーディオ・アンプの製作ついては、仕様を満足する回路が完成し、学園祭のデモンストレーションでも、来客者に技術の面白さをアピールできました(写真参照)。あわせて、この取り組み(オーディオ・アンプの製作)により、ガンマ線検出器用の前置増幅器の試作に有用なノウハウを蓄積できました。ガンマ線検出器用の前置増幅器の試作については、開ループ入力電流1.4 nA、開ループ入力容量50 pF、開ループ電圧利得75 dB(高域遮断周波数3 kHz)という高性能を約−200℃という極低温で実現できたものの、ガンマ線エネルギー測定の精度向上のためには、前置増幅器の周波数特性に更なる改善が望まれます。
学園祭でのデモンストレーション風景
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