大学校及び設置科 職業能力開発総合大学校 小平キャンパス 情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 ソフトウェア制作実習(?・?)、生産データベース実習、データ構造アルゴリズム実習、オペレーティングシステム
課題に取り組む推奨段階 ソフトウェア制作実習(?・?)、生産データベース実習、データ構造アルゴリズム実習、オペレーティングシステム履修後
課題によって養成する知識、技能・技術

課題を通して、カードリーダなど周辺機器の利用技術、およびDLLを中心とした応用的なシステム開発技術の習得を身に付けます。

製作の目的と概要

近年、Suica(R)、Pasmo(R)に代表されるFelica(R)(ソニーが開発した非接触ICカード技術方式)技術を用いた電子マネーとしても利用できるICカード(以降Felica(R)カード)が普及してきています。
また、Windows(R)ではGINAとういうDLLがログオン時のユーザ認証などの役割を担っています。このDLLを置き換えることにより、独自のログオンシステムを提供することが可能となっています。
本課題では、Felica(R)カードのIDを利用したWindows(R)のログオンシステムを開発することにより、カードリーダなど周辺機器の利用技術、およびDLLを中心としたシステム開発技術の習得を目的としました。

成果

Felica(R)カード登録アプリケーションおよびFelica(R)によるログオン認証システム(独自GINA DLL)を開発することができました。
非接触ICカードによる認証システムの開発(H21)の画像1
図1 システム概要
非接触ICカードによる認証システムの開発(H21)の画像2
写真1 ログオンダイアログ