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課題の要約
木造ブロック積層構法に関する実証的研究(H21)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
安全衛生、応用構造力学、建築生産管理、施工実験、木質施工・施工管理課題実習、施工管理
課題に取り組む推奨段階
木質構造施工・施工管理課題実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、企画、施工計画、施工・施工管理、設計監理、評価、省力化、合理化等の技術の実践力を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
近年、温室効果ガスによる地球環境の変化が顕著に表れてきています。2009年12月には、COP15が開かれ、地球の気温上昇を2℃以内に抑えることを全体の目標とする案も出されました。温室効果ガスの中でもCO2の削減について、間伐材の積極的利用により、手入れの行き届かないスギの人工林を、成長期の二酸化炭素の吸収が盛んな若い木が育つ人工林に変えて行くことで減らしていくことが可能であると考えられています。
本研究では間伐材を建築材として利用することを考え、木造ブロック積層構法を独自に開発し、施工性等の実証的研究を行いました。実証的研究として、実際に栗原市を支援するプロジェクトに参加し、イベントのメインとなるツリーハウスづくりにて、木造ブロック積層構法の実用化を目指して企画しました。
成果
開発課題は、団体から依頼されたツリーハウス建築の企画、設計、加工、施工管理を請負い実施しました。以下の点の成果が得られました。
?プロジェクトの企画を立案し達成した。
?発注にかかわる仕分けができた。
?施工における問題点を抽出できた。
?工程を組立て、作業全体を把握ができた。
?作業間の調整ができた。
?問題解決方法を想定できた。
?一般参加者に対して施工手順を指示できた。
?安全衛生に努めることができた。
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