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課題の要約
ペレットストーブの設計・製作(H21)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 附属青森職業能力開発短期大学校 制御技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械設計、CAD実習、板金曲げ加工、機械加工、溶接加工、レーザ加工、PLC制御
課題に取り組む推奨段階
CAD実習終了後
課題によって養成する知識、技能・技術
課題を通して、機械設計技術の実践能力を高めるとともに、課題を製作するために必要な加工技術と制御技術を身に付けます。
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
ペレット(写真1)とは建築廃材等の木質材料を水分調整して固形化燃料にしたものであり、ペレットストーブ(写真2)とはこのペレットを燃料としたストーブです。特に、津軽地方においては、森林の間伐材だけでなく、リンゴの木の剪定作業際に大量の枝が発生し、この処分が大きな問題となっています。
近隣の工場団地には、これらの廃材を利用してペレットを製造している企業があり、地域の中で安価なペレットストーブが普及すれば、冬場の暖房用燃料の地産地消を実現することができます。このことは結果的に、灯油の消費を減らして、二酸化炭素の排出を抑制することにつながり、ひいては地球温暖化対策にも貢献するものと思われます。
我々は、地域社会の中で企業と連携しながら、安価で効率のよいペレットストーブの開発を目指し、総合製作実習のテーマとして取り組みました。
成果
インターネットや書籍による文献調査を行い、ペレットストーブの構造や機構を理解しながら、基本設計を進め、本校に設備されているレーザ加工機、プレスブレーキ、TIG溶接機等を活用して、ペレットストーブを製作しました(写真3)。
ペレットストーブの燃焼状態は良好で、ストーブ本体の材料費も少なく、製品コストを抑えたることはできましたが、燃焼実験を通して、いくつかの問題点も明らかになりました。
写真1 ペレット
写真2 ペレットストーブ(市販品)
写真3 ペレットストーブ
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