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課題の要約
竹筋コンクリート梁の開発(H23)
大学校及び設置科
関東職業能力開発大学校 建築科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
木質構造、RC構造、木質材の性質、コンクリートの性質、塗装の基礎的な知識と技術
課題に取り組む推奨段階
専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
木質構造、RC構造、木質材の性質、コンクリートの性質、塗装の先端的な知識と技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
竹筋コンクリート(BRC)技術は鉄筋コンクリート(RC)技術の鉄を竹に置き換えようとする代換技術です。アジア諸国にとって鉄は高価なものであるし、我が国においても、鉄が不足していた時期に竹筋が使用された記述があります。
しかし、詳細な技術報告は存在しておらず、工業的使用の為には立証すべき点が多々あります。バイオマス技術の進展とともに、現代技術の観点からその使用の可能性を探ります。
★技能・技術習得目標:
竹筋コンクリート梁の開発では、既往の研究把握、問題点の抽出、実験計画、試験体作成、ジグ作成、実験、結果考察、提案までの、「新技術開発」に関わる一連の工程を習得することで、開発実務に適応する技能・技術を身につけます。
また、制作に関わるコストの算出、スケジュール計画、役割分担などから、管理能力、情報の共有や協調性などのチームワーク力・コミュニケーション力についても習得します。
成果
竹筋を使用した場合、鉄とは異なる挙動を示すことが、PI型変位計の導入により明らかになりました。
竹という自然素材が力学的にその、実験方法も確立されていないので、予測が立てにくいことがわかりました。
最大応力に関してはRC梁の実験式を越える事が明らかになったが、歪が大きく、さらなる実験方法や竹の管理、処理方法の開発が必要であることが明らかになりました。
★アピールポイント:
既往に存在しない分野への挑戦によって学生の熱意を育てることができました。
※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
図1 歪ゲージのはりつけ
図2 PI型変位計を用いた実験
図3 コンクリート片に付着する竹繊維
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