大学校及び設置科 北海道職業能力開発大学校 情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 電子工学、通信工学、センサ工学
課題に取り組む推奨段階 電子工学、通信工学、センサ工学習得後
課題によって養成する知識、技能・技術

電子工学、通信工学、センサ工学

製作の目的と概要

 相対性理論に基づくSagnac効果を利用した、角速度に反応する検出を構築し、感度、信頼性、問題点について基礎的検討を行ないました。Sagnac効果は光路に回転運動が加えられた際、干渉光強度変化の現象であり、その変化が周期的であったことから、Sagnac効果の特徴を確認できました。

成果

 本課題の実験から得られた周期変化と、シミュレーションから得た理論値との比較結果から、Sagnac効果を用いた角速度検出は十分な性能を有することを確認しました。本手法は、機械的作動部分がないため、信頼の高さが期待できます。
Sagnac効果による角速度検出の検証 (H18)の画像1