大学校及び設置科 職業能力開発総合大学校 小平キャンパス 建築科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 建築史、環境工学、構造力学?、建築計画?、建築構法、建築材料?、建築設備、仕様及び積算、建築法規、調査分析手法、基礎製図、造形実習、コンピュータ基礎実習?、建築計画?、住居論、構造設計?、構造設計?、構造力学?、構造力学?、建築設計実習?・?・?など
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

建築計画技術、建築構法に関する知識、建築材料に関する知識、建築設備に関する知識、建築法規に関する知識、構造設計技術、建築設計技術など

製作の目的と概要

住宅の設計は、住宅を建てる建築主と設計者との打ち合わせから始まります。設計者は、建築主が断片的に想像している住宅のイメージを何度もヒアリングし、工期、計画、環境・設備、構造、施工、そして自ら経験してきた知識などを織り交ぜて建築主と共に基本設計を行っていきます。その後、そこで設計された基本設計図書を基に建てるための実施設計図書を作成しています。
本制作では、実際の建築主が存在する住宅設計に関わり、ヒアリング調査から基本計画、基本設計、実施設計までの実務的な住宅設計の一連の手法を習得します。
★技能・技術習得目標:
実務的な在来木造軸組み住宅の設計技術を習得します。

成果

建築設計事務所をとおして、実際の建築主が存在する住宅設計に関わり在来木造住宅設計を行いました。建築主と設計事務所の打ち合わせに参加させてもらい、自らの設計案を施主に対して数回のプレゼンテーションを行いました。最終的に基本設計図書、実施設計図書、住宅模型・軸組模型を作成して施主に最終プレゼンテーションを行いました。
★アピールポイント:
制作した基本設計図書、実施設計図書、住宅模型・軸組模型を実際の施主にプレゼンテーションを行い、大変喜ばれました。ポリテクビジョンでは、多くの図面と1/30住宅模型、1/30軸組模型を単独で行ったことから、そのボリュームに来場者が驚いていました。

※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
木造住宅の設計(H23)の画像1
図1 平面図(S=1;100)
木造住宅の設計(H23)の画像2
図2 立面・断面図(S=1;100)
木造住宅の設計(H23)の画像3
図3 軸組模型(S=1:30)