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課題の要約
画像処理によるインゲン豆の形状計測(H23)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 附属青森職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
組込みソフトウェア基礎・応用実習、インターフェース製作実習、マイクロコンピュータ工学
課題に取り組む推奨段階
専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
画像処理技術、組込みコンピュータシステムの設計・開発技法、シリアル通信とワイヤレス通信技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
インゲン豆の収穫から選別出荷作業は、ほとんど全ての工程が手作業で行われています。特に、選別作業は人間の目視より行われており、作業効率が悪く農家の大きな負担となっているのが現状です。
本課題では、最終目標とするインゲン豆の自動選別装置の製作の初段階として、画像処理技術を用いたインゲン豆の等級分けの要因となる特徴量を計測できるシステムを開発目標としました。
★技能・技術習得目標:
この開発を通して、オープンソースを利用した画像処理技術や、マイクロコンピュータによる表示装置の制御方法、ZigBee方式によるワイヤレス通信の仕組みや利用法を習得目標とします。
成果
パソコン上で、インゲン豆の画像から長さを測定し、等級別の情報を判定するプログラムを開発しました。マイクロコントローラを用いて、等級情報を表示する基板を製作しました。
★アピールポイント:
長さを基準としたインゲン豆の等級判定をするプログラムを開発しました。その情報を表示する表示装置も製作しました。インゲン豆の自動選別装置の頭脳ともいえる、基本的な判別処理部が実現できました。
※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
図1 処理例
図2 システムの概要
図3 選別情報の表示基板
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