大学校及び設置科 沖縄職業能力開発大学校 住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 建築構法、建築材料?・?、建築施工?・?、建築施工実習?、建築測量実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

丸太組工法の知識、木材加工技術、図面制作、建物完成の一連の流れ

製作の目的と概要

沖縄県内の住宅は鉄筋コンクリート造が大半を占めており、その為木造の技術を学ぶ機会、目にする機会が少ないです。しかしながら、学生の中には本土で就職する学生もおり、さらに近年沖縄県内でも木造住宅が普及してきている事から木造に関する技術は必要になってきております。
本課題では、一棟の建物を完成させることで、建物完成の一連の流れと施工技術の習得を目標としました。
★技能・技術習得目標:
課題を通して、一棟の建物を完成させることで、設計・施工・管理など一連の流れを把握できるとともに木造施工技術を習得します。

成果

本課題は一般的な在来木造ではなく、授業ではあまり勉強した事の無い丸太組工法で行う事により、学生が分からない事に対して自分自身あるいはチームで協力して調べていく力が身に付いたと思います。
最終的には、施工図面の作成や積算、小規模ながらも一棟の建物を完成する事が出来き、建物を造る過程やものづくりに対する喜びを実感できたと思います。
★アピールポイント:
今回制作した建物は丸太組工法の中でも「丸太組み、ポスト&ビーム、ピース&ピース」という3つの工法をあえて取り入れる事によって1棟の建物で3つの工法に対する知識を得る事が出来ました。

※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
ログハウスの制作(H23)の画像1
図1 完成図
ログハウスの制作(H23)の画像2
図2 3工法の説明図