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課題の要約
強盗犯捕獲システムの開発(H23)
大学校及び設置科
北海道職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
精密機器設計製作技術、マイコン制御装置設計製作技術、計測制御システム構築技術
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
機械加工設計・製作技術、マイコン応用設計・製作技術、画像処理及び制御ソフトウェア設計・実装技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
近年、コンビニ強盗犯罪の報道を多く目にします。24時間営業であるため人員が手薄な時間帯に犯行を行えるためと考えられ、また検挙率も50%程度と低い状態です。店も強盗対策として防犯カメラなどで対策を行っていますが、証拠映像から犯人を特定するのは難しいとされています。
そこで、犯行が行われた直後に店員が犯人を捕獲できるようなシステムを開発すれば、事件は確実に解決され、その結果、犯罪の発生を抑止できると考えました。本システムの動作は、次のとおりです。
・非常時に、店員は携帯発信機のスイッチを押します。
・発信機からの信号を受け取ると、本システムは催涙スプレーや音声などで犯人をひるませてネットで捕獲し、
さらに音と光で犯罪発生を外部周囲に知らせます。
★技能・技術習得目標:
1つの製品システムを企画・設計し、それを実現する能力を養います。
成果
個々の要素技術については概ね確認ができて、この方式の実現可能性が示されました。しかし、システムの全体動作を確認するまでには至りませんでした。細部を詰めてゆけば実用化も可能と思われ、そうなれば安心な社会の実現に貢献できるものとなることでしょう。
★アピールポイント:
既存の方式にはなかった新しいアイデアが含まれていましたので、ポリテックビジョンでは「アイデア賞2011」を受賞することができました。携わった学生たちは喜びひとしおでした。
※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
図1 全体構成図
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