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課題の要約
IH方式による鉄線の焼鈍装置の開発(H23)
大学校及び設置科
九州職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
パワーエレクトロニクス、アナログ電子回路設計、コンピュータシステム技術
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
電力変換技術、コンピュータ制御技術、高周波誘導加熱技術
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
釘製品、線材製品の製造販売を行っているメーカーとの共同研究での製作です。この企業は結束用鉄線を製造しているが、この線材は、燃焼ガス炉での加熱方式で焼鈍処理の工程があり、この工程では焼鈍のために燃料費と時間が掛かるという問題点があります。このためエネルギー消費を改善し、自動化した生産ラインが組める焼鈍炉を開発し、エコでクリーンな装置として、誘導加熱炉方式の開発を行いました。電気ヒータのように、間接的にではなく、直接線材を加熱処理して、装置全体の省力化を目指した装置の開発です。
★技能・技術習得目標:
課題を通して、電子回路技術の授業で学んだコイル、電力変換の応用、コンピュータ制御装置の設計製作技術を習得します。
成果
処理を行う鉄線素材は、径3mm、長さ約200mでコイル状の束であり、鉄線を矯正して直線上にする装置で、縦横方向に矯正し、直線状態で焼鈍処理する装置と加熱制御装置を開発しました。
★アピールポイント:
直径80mm、長さ400mmの加熱用コイルで内部800℃、外部常温での焼鈍処理ができました。この装置はコイルをカスケード接続することにより処理速度あげることができます。電気を使用することでCO2排出にも貢献できます。
※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
図1 矯正及び焼鈍装置全体
図2 線材矯正装置
図3 誘導加熱コイル
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