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課題の要約
自動導入式天体望遠鏡の開発(H23)
大学校及び設置科
中国職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
機械加工、制御技術、センサ技術、計測技術、電子回路設計技術、プログラミング技術、通信技術
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
企画開発、設計開発、機械加工、制御・計測、センサ、匡体設計、プログラミング
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
天体観望会等のイベントに欠くことのできない赤道儀望遠鏡は、天体の日周運動に追従し常に視界に対して静止した位置で目標天体を補足する機能を持っています。今回はこの機能に加えて、手軽に目標とする天体を視野にとらえるための導入機能を持った架台の設計・開発を行いました。さらに、設置する場合にも経験と慣れが必要であり、暗い場所での設置には苦労するため、いくつかの付加機能を追加し、操作に不慣れな者でも比較的簡単に利用することのできる望遠鏡の架台システムの設計・開発を行いました。
★技能・技術習得目標:
天体望遠鏡は、秒単位の位置決め制御が要求される非常に精密な機器です。このため、機械加工、制御技術、さらに星の位置を正確に計算する高度なプログラミング技術が要求されます。課題では、この点を重視した設計開発を行うことによって、これまでに修得した技術を活かした製品の開発を目指します。
成果
114mmの鏡筒をタブレットPCから、目標天体に向けるための架台、制御装置および制御ソフトウエアの試作を行いました。この架台の駆動には十分なトルクを持ったステッピングモータを用いて駆動しており、さらに大型の鏡筒を支えることもできる仕様となっています。移動できる赤道儀としてはかなり大型のものを開発することができました。一方で、初期位置の設定や設置条件によっては、正しい導入ができないことがあるので、改良の余地があるものと考えられます。
★アピールポイント:
初心者でも、比較的簡単に目標天体の導入ができるシステムの構築ができました。操作系をタブレットPCを使って無線化することによって、暗所でも配線などを気にすることなく操作することが可能となりました。
※この課題情報シートには、学生が作成した予稿原稿が含まれています。
図1 望遠鏡の外観(CAD)
図2 望遠鏡の外観(写真)
図3 制御系ブロック図
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