ターゲットCPUを利用したディジタル工学実習教材作成(H18)
大学校及び設置科 |
九州職業能力開発大学校 情報技術科 |
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 |
ソフトウェア制作実習、ディジタル工学実習、電気電子工学概論 |
課題に取り組む推奨段階 |
ソフトウェア制作実習、ディジタル工学実習、電気電子工学概論修了後 |
課題によって養成する知識、技能・技術 |
ディジタル工学、プログラム設計・製作 |
製作の目的と概要
本課題は、ディジタル回路の知識習得および基本的なマイクロコンピュータを制御する知識などの修得を目指します。ここでは、ディジタル回路的に拡張性のあるマイクロコンピュータを使用して、当校の3テーマのディジタル工学実習用の教材(実習の解説および報告書を含む)を作成しました。
成果
写真は、3テーマのうちの1つである「波型スイッチを使用したスイッチ状態記憶」を配線した回路です。また、本校1年生を対象としたディジタル工学実習において、これらの教材のうち「スロットマシンの作成」をテーマに選んで、実際に実習を行ないました。実習の所要時間は、3名によるグループ実習で、実習開始から報告書作成まで、概ね3時間程度でした。
本課題は、マイコン初級者の学習には最適であると判断しており、ディジタル工学実習だけでなく、計測・制御実習などにも応用できると思われます。
写真 ディジタル工学実習用の回路