大学校及び設置科 九州職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 ・共 通:安全衛生管理、生産管理、品質管理。・機械科:CAD/CAM、機械設計、精密加工など。・電子科:コンピュータシステム技術、センサ工学、パワーエレクトロニクス、PCB、電気機器など。・情報科:プログラミング技術、リアルタイムシステム、計測制御など。
課題に取り組む推奨段階 応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

機械設計、精密加工、パワーエレクトロニクス、電気機器、基板設計、マイコン技術、プログラミング技術、計測制御

製作の目的と概要

中国や台湾に比べ普及はしていませんが、多くのメーカーから様々なタイプの電動バイクが販売されています。
本課題では、依頼メーカーの販売している現行型の改良、具体的な目標として12度の坂道からゼロ発進可能な登坂力を持ったモータ及びコントローラの開発を通して、パワーエレクトロニクス、マイコン利用技術、モータ技術の習得を目的としました。
★技能・技術習得目標:
課題を通して製品開発に必要なスキル、バッティ選定技術、モータ開発技術、コントロール回路開発技術、センシング技術を習得します。

成果

フリーソフトを元に走行データの表示や走行距離を表示できるソフトウェアの開発、モータのコア設計、製作及びコントローラ回路の設計、製作を行いました。今回製作したモータ、コントローラでの走行テストについては、残念ながら確認は出来ませんでした。
★アピールポイント:
今回の課題に必要な内容が授業に含まれていないことが多い中、当初目的は達成できませんでしたが、ゼロベースからの開発でコアの製作、コントローラの製作まで出来たことに担当学生は満足していました。
電動自動二輪の開発(H24)の画像1
写真1 モータコアと製作用ジグ
電動自動二輪の開発(H24)の画像2
写真2 コントロール回路
電動自動二輪の開発(H24)の画像3
写真3 コントローラ回路実験