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課題の要約
エネルギーマネジメントシステムの開発(H25)
大学校及び設置科
東北職業能力開発大学校 生産システム技術系共同開発
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
生産データベース構築課題実習、組込デバイス設計実習、生産管理システム構築実習、セキュアシステム構築実習、電子回路製作実習
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
システムプログラミング技術、データベースプログラミング技術、ネットワーク設計、構築。サーバー設計構築、組込システム設計・製作、ディジタル電子回路設計
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
原発事故以降、効率的な電力使用により消費電力を抑える事の必要性が叫ばれています。その中で、電力の効率な使用制御が可能なエネルギーマネジメントシステムの開発に取り組みました。今年は初年度として、電力の見える化を行えるシステムを開発しました。
★技能・技術習得目標:
課題を通して、組込システムの技術習得をさせました。電力測定の部分では、測定値をサーバーに送るシステムを構築する事で、ネットワーク設計&サーバー構築を習得させ、データを集計整理する部分で、データベース構築技術を習得させました。また、「電力の見える化」のHPを作ることで、サーバー構築&PHPによるHP作成技術を習得させました。
成果
応用課程のある7号館の各階の電力使用量を測定し、「見える化」を実現できました。特に応用電子のある4階は、コンセント、空調、照明など、7項目にわけて細分化し測定できるシステムを構築し、この内容を、訓練
用のネットワークに繋がっているPCであれば、構内のどこからも見る事が可能にしました。
★アピールポイント:
この測定結果で、7号館の電力使用量については、従来エアコンが主であると考えられてきたが、実際測定
すると、エアコンは、石油エンジンでコンプレッサーを回しているため、むしろ照明や、コンセント(PC)の方が電力を使っている事が明らかとなりました。
図1 システム概要図
図2 電流取得回路
図3 Webアプリ階別グラフ
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