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課題の要約
鉄筋工事の施工管理と配筋検査の要点(H25)
大学校及び設置科
職業能力開発総合大学校 小平キャンパス 建築施工システム技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
鉄筋コンクリート構造施工・施工管理課題実習、施工図書実習?・?
課題に取り組む推奨段階
応用課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
建築設計図書の読み取り、各種法令・基準・指針等の理解、施工図・加工図の作成、施工計画の策定、施工手順の決定、正確な部材加工、正確な部材組立て、施工管理、自主検査、配筋写真撮影、検査記録作成
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
鉄筋コンクリート構造、とりわけ鉄筋工事においては、関係する各種の法令・基準・指針等の正しい理解が必要です。法令・基準・指針等の中には、3年毎に改定されるものもあり、常に最新の内容をフォローする必要があります。実習では、学生自身が鉄筋工事の生産プロセスを体験しながら、施工ミスや手戻りの原因を追究し、最も合理的な施工手順と、施工管理のポイントを習得することを目的とします。
★技能・技術習得目標:
鉄筋工事の「合理的な施工手順と施工管理のポイント」を習得することを目標とします。また、これらをまとめて、比較的経験の浅い技術者・技能者向けの「施工手順書」と「動画教材」の制作を目指します。
成果
最新の関係法令・基準・指針を理解し、設計図に基づいて施工図・加工図を制作しました。次に、正確に部材加工を行い、実物大の構造物を組立てました。また、一連の生産プロセスで発生したミスや手戻りについて、原因を分析して対策を立案しました。その結果、最も合理的な施工手順と施工管理のポイントを習得しました。
★アピールポイント:
学生の実習で発生した施工ミスや手戻りは、比較的経験の浅い技術者や技能者が起こしやすい内容です。従って、習得できた「合理的な施工手順と施工管理のポイント」を「施工手順書」と「動画教材」にまとめることで、学生の教育訓練だけでなく、在職者や離職者を対象とする職業訓練にも活用できる教材となります。
図1 3D配筋図
図2 制作した実大構造物(柱・梁)
図3 施工手順書と動画教材のイメージ
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