大学校及び設置科 関東職業能力開発大学校 電気エネルギー制御科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 機械工作、センサ工学、インタフェース技術、制御プログラミング、環境エネルギー実験、電気エネルギー概論
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

C言語プログラミング、トランジスタ回路、通信技術、太陽光発電回路

製作の目的と概要

 発電量の向上を目的とし、1日を通して無人で、太陽光に対して垂直になるように動作できる仕組みの追尾型太陽光発電装置を製作します。


★技能・技術習得目標:
 課題を通して、モータ利用技術、マイコン制御プログラムの理解および太陽光発電の最大電力の取り込み原理を習得します。

成果

 製作した太陽電池の発電電力の測定の為の計測装置の利用技術を学ぶことができました。
停止時も電気を使う必要のない停止トルクのあるHBモータを使用し、その駆動回路を製作しました。
太陽光に対してパネルが垂直を向くようにモータを駆動し、同時に日射量などのデータを収集するシステムをC言語でプログラム開発しました。

★アピールポイント:
 太陽光の光の強さを追うシステムではなく、地区の太陽の軌道データから計算でモータ角度を読み出す形式にした為、急に曇るなどの天候変化が起こっても安定に動作します。
追尾型太陽光発電装置の製作(H25)の画像1
図1 システム外観
追尾型太陽光発電装置の製作(H25)の画像2
図2 マイコン制御部と表示部
追尾型太陽光発電装置の製作(H25)の画像3
図3 実験の様子