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課題の要約
ミュージッキューブの製作(H25)
大学校及び設置科
北陸職業能力開発大学校 附属石川職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
マイクロコンピュータ工学・実習、センサ工学、インターフェース製作実習、他
課題に取り組む推奨段階
専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術
マイコン制御回路技術、プログラミング技術、センサ回路技術、アナログ回路技術等
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
「音」を基本のテーマとし、さらに「光」を加えることで、「見て聞いて楽しい機器」を作りたいとの学生達の思いを具体化するものとして、音(ミュージック)に対応して光るLEDキューブを制作することを目的としました。
★技能・技術習得目標:
LEDキューブを作るためには専用の治具の考案を、音と光を連動させるためにはマイコンを中心としたハードウェアの設計、製作技術を、さらにそのハードウェアを制御して音に対応してLEDキューブを点灯させる高度なソフトウェア設計技術など、多くの技術の習得を目標としました。また、一致団結をモットーとして、役割分担やスケジュール管理、そして最後の効果的なプレゼンにより目指しました。
成果
当初は12×12×12の大きさのキューブで、操作者の音声を認識して動作し、さらには自動作曲までを目標としていました。しかしながら、時間的な制約、技術的な課題などにより、最終的には8×8×8のキューブを押しボタンスイッチにより操作し、予め準備した楽曲を演奏して、LEDキューブに様々な模様を点灯させる仕様としました。それでも、自分達で考案したLEDキューブ作成用の治具、最大200×250mmで5種類のPT基板の設計・製作と部品のハンダ付など、学生たちにとっては多くの成果を得ることができました。
★アピールポイント:
「見て聞いて楽しい機器」を目指していたこともあり、本格的なスピーカを採用し、合板やアクリル板との合わせ面の精度を上げるなど外観にこだわり、いろいろな機会に鑑賞してもらえる機器に仕上がっています。
図1 LEDキューブ治具
図2 ブロック図
図3 外観図
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