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課題の要約
新構法による観測小屋の軸組製作(H18)
大学校及び設置科
近畿職業能力開発大学校 附属滋賀職業能力開発短期大学校 住居環境科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術
建築施工実習?、建築材料、建築材料実験、建築構法
課題に取り組む推奨段階
在来軸組架構施工技術習得後
課題によって養成する知識、技能・技術
新工法、間伐材、伝統工法、継手、落とし壁、込栓
課題情報シートをダウンロードする
製作の目的と概要
本課題では、地元の滋賀県甲賀産のスギを使用して、構造部材を全て120mm角とし、桁・梁・足固めは中小径木を合わせ材とした架構形態の小規模の建物の軸組を製作しました。この建物はスギ丸太などの自然乾燥の測定を行なうための観測小屋として活用する計画です。
成果
本課題では、中小径木から製材した120mm角のスギを用いて、図1に示したように横架材2本で柱を挟み込み、接合部は雇い板と込栓で接合する新しい構法で軸組を構成しました。また、同図で柱が土台に緊結されていないように、この建物は礎石建てを採用しています。
観測小屋の軸組を写真1に示します。今回の軸組の組立では解体して再組立する必要があったため合わせ材は270mmのボルトを用いて仮固定しました。完成した軸組は初期の予想以上の高い剛性を有しました。
図1 合わせ材の接合部(足固めと柱)
写真1 観測小屋の軸組の組立
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