大学校及び設置科 四国職業能力開発大学校 附属高知職業能力開発短期大学校 電子情報技術科
課題実習の前提となる科目または知識、技能・技術 データ構造アルゴリズム実習、組込みソフトウェア基礎実習、オブジェクト指向設計開発実習
課題に取り組む推奨段階 専門課程2年
課題によって養成する知識、技能・技術

プログラム設計及び制作技術、画像処理技術、OpenGL®によるグラフィック処理

製作の目的と概要

 AR(Augmented Reality)とは、現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術のことです。ARを用いた事例として、地域の観光案内や店舗紹介など新しい情報提供の手段として採用している自治体もあります。本総合制作実習では、このAR技術を利用し、Webカメラで高知県MAP上に配置した11市のマーカーを撮影することにより、各市の観光地やイベントなどを3Dデータとして表示し、高知県内の魅力をPRできるアプリケーションの制作を目的としました。
★技能・技術習得目標:
 課題を通して、マルチマーカーに対応できるプログラミング技術、3Dデータに加工する技術および3次元CGのデファクトスタンダードであるOpenGL®のグラフィックス処理技術を習得します。

成果

 マーカー型ARを利用して、高知県内11市の紹介を行うアプリケーションの制作を行いました。オリジナルのマーカー制作、各市の観光地・イベント・特産品など画像の収集および3Dデータへの加工処理を行うことにより、高知県内各地域の魅力を再認識することができた作品に仕上がったと思います。
★アピールポイント: 
 近年注目されているAR技術の活用事例を調査し、地域へ貢献できるようなテーマを検討した結果、今回高知県内のPRを行うアプリケーション制作に取り組みました。制作当初は、各市の画像表示のみでしたが、学生主体で色々と意見を出し合い、3Dデータの表示、音楽再生機能の追加など視覚的にも分かり易く改良したことで、高知県の魅力をPRできる制作内容になったと思います。なお、本成果物は平成25年度ものづくり研究発表会で発表及び展示の部に出展し、優秀賞を頂き、翌日の高知新聞にも掲載された作品です。
ARを利用した高知県内PRアプリの制作(H25)の画像1
図1 システム概要
ARを利用した高知県内PRアプリの制作(H25)の画像2
図2 3Dデータ制作画面
ARを利用した高知県内PRアプリの制作(H25)の画像3
図3 マーカー撮影時の実行例